大学の苦手な科目

自分で言うのは何ですが、僕は好奇心と向上心の塊みたいなもんで、学ぶことが基本的に大好きなんです。なので大学の授業ほとんど楽しくて成績もまあ、悪くなかったです。

とは言いながらも、大学の科目でどうしても好きになれななかったというのがあってすごく苦手というか嫌でたまらなかったです。

それはなんと、「世界史」でした。「この授業、きっと落ちるんじゃないかな」って心配したんだけど最終的にC(合格)をぎりぎいとれて助かりました。

歴史って正直に言って一部(日本史とか)を除いてあまり興味ないんですけど世界史の授業は内容というより教え方の問題だったと思います。

1−2時間の講座で、大きな帽子(フェドラ?)をかぶった先生がなんだか偉そうな態度で歴史の様々な話を止めどなくべらべらべらべら話すだけでした。スライドとかそういうのを一切使わずにただ喋ってるだけ。しかも、この授業はだだっ広い講堂でやるのでぼうっとしても気づかれないだろうと思って余計に気が散るのでした。

 しかし、それだけだったらなんとか好きになれたかもしれません。

課題も本当に最低でした。

分厚いテキストを2冊買わされちゃって、ページ数は合計2000枚近くでした。

テキストの話はおじさんの話よりもドライな作風で詰まらなくて、読書が大好きな僕でさえいくら頑張っても諦めて最後まで読み切れなかったです。しかもその内容の大部分はどうでもいい戦争の話でした。

 試験で何が問われるかと言うと、テキストの内容ぜ〜んぶ(2000枚分)でした。つまり分厚い本の詰まらない話をいちいち暗記ておかなければいけないということになります。

物事を理解すること、 計算することが得意な僕にとってはかなり残酷でした。数百年間の間の出来事と日付を理解せずに暗記できるロボットじゃないと受からないみたいな感じでした。

幸い、ある店で勉強ノート(テキストの内容の概要)を入手したお陰でなんとか受かったのです。

あの先生に二度と出会いませんように。