プレゼントを交換するクリスマス

クリスマスは、元々イエス・キリストの誕生日を祝う日なんだけど、アメリカではキリスト教徒でなくても家族や友達とプレゼントを交換する人が多いと思う。最近、宗教的な要素よりも商売的な要素が強くなってるかと思う。

僕は小さいころ、お父さんとお母さんがプレゼントをたくさん買ってくれる日だったからいつも楽しみにしてた。弟もいるから毎年凄い数のプレゼント(40個以上)を交換したし、開けたプレゼントと投げ捨てられた包装紙でいっぱいになったリビングの姿を今でもはっきり覚えてる。

なぜそんなに交換したかというと、僕と弟がプレゼントを貰うのはもちろん好きだけど、お母さんがプレゼントをいろんな店で探して買ってあげるのも大好きということもある。

大学を卒業して仕事してる大人は、お金がある程度あるから欲しいものは大体自分で買ってる。高くて買えないものはもう子供じゃないからあまり親に買ってもらいたくないし。 ただ、贈り物を交換するという、クリスマスの「儀式」は急にやめれるわけないから、大人になっても交換し続ける人が多いだろうな。

ギフト券って好きな物を自由に買えて便利だからつい友達に「クリスマスに買って」と頼んだりする。買う側も、本人が欲しくない物を買うリスクがゼロだから喜んで買っちゃう。しかし、$50のギフト券を買って同じ金額のギフト券を貰うとしたら何も交換しなかった事と同じだ。だったら最初から交換しなければいいという話もある。

欲しいものを買って貰うように「クリスマス・リスト」を作って配る人(特に子供)もいるけど、こうすると相手がほしがってたものを買ってびっくりさせることがまずない。

という事で、大人になるにつれクリスマスの楽しみがだんだんなくなっていくわけだけど、大人でも楽しむことが出来る。

例えば、欲しいけど高価な物はなかなか自分で買うのはあれだから「クリスマスまで待とう」ということができる。自分で買うより配偶者や恋人に買ってもらうほうが罪悪感がない場合が多い。しかも、欲しいものを自分で買うと「どうしてそんな物を買ったの?」と怒られることがあるけど買ってもらえばその恐れもない。

12月になるとクリスマスやホリデイ関係の安売りが多くて、買いたかったものを安く購入できるチャンスもある。別に欲しくないけど超〜安いから買っちゃうという事もあるから要注意。

また、手作りやオーダーメイドの物を買ってあげると喜ばれる可能性があがるでしょう。

子供がいる人は好きな玩具などを買って喜ばせるというのも楽しい。買いすぎるとものを大事にしないかもしれないからそこも要注意。

物をあげるのはいいけど、好きな人や家族と一緒に楽しい時間を過ごす事がよりいいんじゃないかなと思う。お金で買えないものの方が価値あるでしょう。

プレゼントを買うにしろ旅行を一緒にするにしろ、普段しない事や特別なことを大切な人としちゃえばいいと僕は思う。やっぱりクリスマスの意味も自分次第。