外国語の魅力:日本語 対 スペイン語 

日本語の勉強をしてもう15年以上になりますが、やめる気が全くなくこれからも勉強し続けていきたいと思います。

実は日本語を勉強する前、高校の時にスペイン語も勉強しました。2年分の授業(四つ)を受けて、覚えてる限りでは全部Aの成績を取りました。しかし、住民の40%くらいがスペイン語を話すというマイアミの近くに住んでるのに、高校を卒業してからほぼスペイン語を使わずに来ました。

これは一体なぜなんでしょう?って自分で時々不思議に思います。その理由を思いつくままここで述べてみます。

まず第一、文化の違いです。ラテン文化もそれなりな魅力がありますが、南フロリダに住んでいると普段それを体験できることが多いです。スペイン語の番組やドラマはテレビ局で放送されててラテン料理も簡単に入手できるし、ラテン関係のイベントやお祭りも行われています。スペイン語が主な言語な国(キューバ、メキシコなど)は飛行機で数時間で行けます。ようするに、ここに住む人にとってはラテン文化はとても身近な存在で、スペイン語が「外国語」というイメージは全然ないです。

 日本は逆にものすごく遠いし、この辺に住む日本人が少ないため日本と日本の文化の「異国風」が強いような気がします。ヨーロッパやアメリカに遠く離れてるから日本の文化はその分、違ってて個性的です。僕は日本のそういう所(最先端の芸術、お寿司、士、忍者、アニメなど)に惹かれて日本語の勉強をしたくなったのです。日本語がうまくなったら好きなアニメ、小説、映画を字幕なしで楽しめるという目的があったからここまで上達できたと思いますし。

スペイン語自体も英語と似たところが多く、 文字もほとんど一緒です。文法も発音もアメリカ人にとってはそれほど難しくないです。僕、もしスペイン語を5年間一生懸命勉強してたら今の日本語力よりも上達してぺらぺらになってたかもしれません。

 一方、日本語の文法は英語のと全く違ってて、発音も文字もかなり難しいからマスターするには結構時間がかかります。難しいからこそ勉強の達成感があって今まで頑張ってこられたんでしょうね。

もう一つの理由としては、スペイン語を勉強したのは高校で外国語の勉強をしなければいけないというルールがあったからです。また、指導した先生みんな格好わるくてやる気にさせてくれるような人ではありませんでした。一人はガリガリで、もう一人はぽっちゃりしてたんですけど、太ってるほうの人の名前はスペイン語で「痩せてる」という意味だったということ、今でもはっきり覚えています。

 やっぱり、強制されて始めることより好んで始める事が長続きするんですね。