天文観察

僕は自分のことを昔から多趣味だと思ってるのですが、その割にはやる趣味にこだわりがあってすごく面白いと思わない限りやらない主義なんです。なぜかというと、時間が限れてて少ない時間を有意義になおかつ有効に使いたいからです。一つ例をあげると、本屋さんですごく面白そうな英語の小説を見かけたら「この本読みたいんだけどやっぱり日本語まだマスターしてないし、読むなら日本語の本がいいよね」って思ってしまします。年を取るにつれますますこの「時間を生産的に使いたい」気持ちが強くなるばかりです。

以前の投稿でも書きましたが、SF小説がとても大好きでそういう本をたくさん読んできました。地球人が宇宙船に乗って遥か彼方の星まで行く話など夢中になって読んでしまいます。僕たちが住む地球から遠くはなれた星々を考えるとすごく神秘的で想像が広がります。そこにどんな惑星があるかどんな生物がいるか、誰も分からないし、可能性は無限に近いです。とにかく素敵です!

宇宙にそんな驚異を感じる僕ですが、きっと天文観察もはまってると思うかもしれません。残念ながらそうでもないです。

望遠鏡を通して無数の小さい点々を見てしまうなんて全然面白いと思いません。第一、流星意外はほとんど動かないし、「点」にしか見えないし、星から得られる情報があまりにも少ないため世界トップの天文学者でさえそれぞれの惑星の詳細が分からないからです。「その星に生物がいる確率は◯◯%と計算しました」みたいな発言はほぼ意味がないような気がしてなりません。数億光年離れたところの事はどう考えても、一生確認できない推測しか作れません。

望遠鏡の宣伝などに「宇宙の魅力」を思わせる文章が長々書いてあるのは仕方ないですが、僕はひっかりません。それより架空のSF物語の方がよっぽど面白いでしょう。

現実の物なら、僕は実際行動に移せる、何かが出来る分野がいいと思います。じっさい開発中の宇宙船やそのへんの技術はものすごく興味があって、雑誌とかでよく喜んで読みます。

(天文観察が趣味な方や関連の仕事をしてる方にお詫びさせて頂きます)