親になること

うちの息子はまだ3歳だけど、いくら語っても語りきれないほどの体験をしてきた気がする。

子供が生まれる前、友達数人にこう言われた。

「子供が生まれるとね、人生が今までとまるっきり変わりますよ」

その時「まあ、そりゃそうだろうね」と深く考えないで軽く納得したが、親になってからその台詞の本当の意味が分かった。

ネット、本、DVDなどのあらゆる子育て教材でいくら勉強しても、想像がつかない、予測もできないことが必ず起こる。熱やら怪我やらはぐずりやら色々あります。何があっても冷静になってそれをうまく対応して強くなるしかない。おむつや服、経済的にもきつくなるから出来るだけお金を貯金して置くべき。

いい親を目指すのなら自分の時間をほとんど子供に尽くしてあげるよう努力して、その結果自分の趣味の時間がほぼなくなる。そういう意味では時間管理が苦手な人が親になったらなおさら大変。少ない時間をどうやって有意義に過ごすかをよく考えるといい。

僕の場合、息子を寝かしつけながらこのブログの次の記事の内容を頭の中で下書きしたりする。まだ未熟なお父さんで分からないことが多いけど僕なりに頑張ってなんとかやりくりはしてる。妻も毎日一生懸命頑張っててすごい。

親になることで自分の性格も大きく変わる。疲れがたまってて感情的になることが多くなる。喜怒哀楽すべてが今までよりも激しくなってきて自分がまるで別の人間のようだ。(まあ、このへんは多少個人差があるだろうけど)

親になって大変なことが多いにも関わらず、そのぶん喜びと充実感があって大切が思い出ができる。

自分の赤ちゃんが生まれる瞬間だってどんな親でもすごく印象的で絶対忘れられないことだ。

 子供を育てる上で、本当に初めてのことや驚きがたくさんある。だけどお金と時間がなくなる代わりに他で体験できないものが得られるはず。そしてその物の正体は子供が大きくなって親離れするまで完全に分からないでしょう。