銀行の急増

僕が住む南フロリダではここ数年間、銀行が著しく増えてる。店が潰れたところに銀行が出来るというパターンが多いけど、空き地に銀行が建てられることもある。

新しい銀行なんかに全く興味がないことは別にして、こんな銀行の急増はなんとなく悪い予感がする。

第一、十年前のここに比べて人口はそれほど増えてるはずがないし、最近アメリカの景気がいいとしても銀行に預けるお金もそんなに増えてると思えない。実店舗がないインターネットの銀行が多い今では尚更可笑しい

銀行というのは本来、預かったお金を貸し出しする仕組みだから銀行が増えると借金も同時に増えるということになりかねない。逆に不況を引き起こす要因になるんじゃないかなという不安もある。

預けるお金の量は変わらず、銀行の数だけが増えてるという可能性もある。最近の銀行は高い金利、便利さ(長い営業時間とか)、安い手数料、他のサービスとかいろんな方法で競争して客を引き寄せるように努力をしています。

僕は経済の専門家じゃないから銀行が経済に及ぼす影響がいいのか悪いのかよく分からないけど、どうでもいい銀行ばっかり増えて、大好きな書店がどんどん潰れていくという寂しい時代になってる気がする。