アメリカの病院の待ち時間

今回はアメリカの診療所 (Clinic)の話をしようと思います。

日本ではどうか分かりませんが、アメリカの診療所の待ち時間は非常に長いんです。事故なんかで怪我して予約なしに診療所や病院に行ったら待たされるのは分かりますけど、僕が言ってるのは予めに(数時間/数日間前)予約を取っておいて診療所を訪ねる時のことです。

僕の経験から言うと、待合室に着いてから名前を呼ばれて奥の方にすすむまでは大体30ー60分かかります。そして個室へ案内してもらってまた待たされます。やがて看護婦さんらしい人が来て体重を計らせられて病状について色々聞かれたらまたしばらく待たされます。数分(数十分)したらお医者さんがやっと来て長くとも数分間話してくれたらまた一人にされます。言うまでもなく、血液検査などをする場合は待ち時間がさらに長くなります。

合計で2ー3時間も待たされるのが通常なんです。待ってる間、内の息子が気持ち悪なってきたり後に来た患者さんが先に呼ばれたりして凄く嫌な目にあいました。息子が怪我して病院に行った時もたいしたことないと思われたらしく1時間も待たされたことがあります。

クリニックの側からすると、予約をいっぱい取って患者さんを対応できる以上に増やすのは有利でしょうけど、患者としてはとても納得できないことです。これが現状だから皆仕方なく我慢してると思います。日本の医療制度のほうがしっかりしてるらしいですけど、そこの待ち時間はどうですかね。

アメリカで待ち時間の少ない診療所を設立したらよっぽど儲かるんだろうなと時々思うくらいです。